令和元年に、東京都では、2040 年代に目指す東京の姿「ビジョン」と、その実現のために 2030 年に向けて取り組むべき「戦略」を示した「『未来の東京』戦略ビジョン」を策定いたしました。
*169ページに記載
(https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/author53762/vision.pdf)
その中で、鉄道においては8路線の延伸や新設等を掲げ、大江戸線については「関係者と事業化について協議・調整を進める」位置づけました。
東京都の本年度予算では
①東京都鉄道新線建設等準備基金について828億円に積増し、
②課題等の解決に向けた調査の実施のために8500万円を計上いたしました。
①は、国の答申において事業化に向けて検討などを進めるべきとされた6路線にかかる事業などの財源として平成30年度から基金を積み立てているものです。 令和3年度予算案では約70億円を積み増しし、合計で約828 億円となります。
②は、6路線等の事業化に向けた検討のための調査費です。
また、東京都では延伸に向け、導入区間となる都市計画道路補助230号線とそれに接続する補助233線の整備を進めています。